ああ、もう見てられない・・・という展開は、今までテニプリに何度もありました。
が、それを「これがテニプリ。さすがテニプリ。天才、許斐先生」でなんだか納得してしまっていた。
しか~し!!
この立海戦のこれだけは、ちょっと文句を言いたい!
恐れ多くてブログでしか叫べないですけど! 笑
まず、リョーマの記憶喪失が全ての原点です。
都大会止まりで全国では無名に近かった大石と菊丸ペア。
そんな彼らが、全国二連覇してきた有名すぎる立海のジャッカル丸井ペアに、こうも簡単に勝っていいのか。
キズナの強さは確かに大石と菊丸ペアのが強いでしょうよ。
ジャッカルと丸井は、なんというか事務所が勝手にくっつけたアーティストな雰囲気がある。
だから大石と菊丸ペアがシンクロしちゃうのもわかります。
けれど、時間稼ぎのために今までシンクロしないでジャッカル・丸井ペアを翻弄していただけなら酷すぎる。
ゴールデンペアは、シンクロという切り札があることを知らず
格好つけて
「反復守備ねずみ花火eat」とか
「時間差地獄」とか
技かましちゃってたジャッカル・丸井が不憫でならない。
それでも、
♪それが真剣勝負というもの~♪・・・なのだろうか。
ていうかさ、まず何でゴールデンペアがゴールデンペアなのかわかんないの。
全国でほとんど無名に近い彼らが、関東・青学内でゴールデンペアとして有名だったらそれはわかります。
でも、ジャッカル・丸井ペア、または仁王・柳生ペアはただ「立海のジャッカル・丸井ペア。立海の仁王・柳生ペア」ですよ。ちゃんとした呼び名なし。
個人の呼び名はあっても、ペアとしての呼び名はなし。
かたや青学は黄金だというのに。
扱い酷くない?
あ、そういえば
大石と菊丸って一年生の時にダブルス組んだんだよね。
なのに彼らが二年のときの山吹戦、大石は先輩とダブルスを組んでいる。
しかも地味’sがやった作戦を菊丸は知らなかった様子。
・・・どーゆーこと?
二年のときの山吹戦で、大石と先輩が組んだのは作戦だとして、菊丸はその場で大石を見守っていてもおかしくないよね。
・・・病欠?
まぁいいです。
とりあえずゴールデンペアの話から戻ります。
私が今怖いのはですね、
記憶を戻したリョーマと幸村が戦った時、幸村に負けそうになったリョーマの様子を見て一年トリオが
「あ、もしかしてリョーマ君、記憶を戻す時に体力たくさん使っちゃって・・・」
「だからあんな汗かいてるんだ!あのままだと無我の状態がもたないよ!」
「あ~!!越前、なんとかしてくれぇぇ~!!」
って言いそう。
めちゃくちゃ言いそう。
それか乾・不二あたりが言いそう。
どうしよう。
そんなこと言われた後で、
たとえ体力がなかろうと
記憶を取り戻したばかりでも
天衣無縫を覚えたばかりでも・・・
主人公が最後勝つのは少年漫画の王道なんじゃ~~~!!!
と幸村が倒されてしまったら、どうしましょう。
そんな幸村は見たくない。
ていうか、幸村の負けた理由が「病気のせい」になってしまうのも嫌だ。
誰かが「まぁ幸村はリハビリして戻ってきたばっかだしな」「一年にやられても当然だろう」というセリフを吐いても
「そんなことはない。この結果は実力だ。いい試合だった」
と幸村が言わないわけがない。
そこはさすが立海の部長、引き際がいいぜ!
なんてことになりかねない。
でも常識で考えるとおかしいよ。
だってリョーマはまだ一年生だよ。
いくら侍の息子でも、青学に入ってこの急成長はおかしくないか。
アメリカの方が色んな人がいるから良い影響を受けるだろうし・・・、アメリカに居た方が今よりもっとすごいということか。
でも、アメリカから日本に帰国したときは必殺技ツイストサーブとスプリットステップだけでしたよね。
しかもその二技は普通の人でもできる技術。
そんなリョーマが、名前忘れたけど幸村に対して恐ろしい発言をし海堂を起こらせたアノ学校の連中が名前を知らないような青学に入り、
全国二連覇成し遂げた立海の真田に勝ち、真田に勝てたかもしれぬ氷の世界を取得した跡部に勝利し、
最後のしめは
中学テニス界ナンバーワンの幸村を倒すときた。
・・・前々からわかっていた事だったけど、
やっぱりこう文字にするとなんとも言いがたい想いがこみ上げてきます。
青学ファンの方、不快にさせたら御免なさい。
立海ファンだから彼らをかばっているだけだとおもってください。
主人公が最後勝つのが、宇宙の鉄則です。
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