日記
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立海戦線異常なし!3,4UP
書きはじめたのが冬と無縁の時期で、更新しおわったのが冬。どんだけかかってんだよって話ですね。
とりあえず終わったんですけど、こういう話はオチが難しい(私にとって)。
ので、補足させてください。おまけ的な。
ヒロインがアバズレと赤文字で書かれた手紙を受け取ってすぐの話
注:文字変換できないので、ヒロインの名前はマネージャーになります。
「なんじゃ、急に部室に集まらせて」
「遅いですよ、仁王君」
「なん、柳生も柳も一緒か。で、なんの用じゃ」
「マネージャーのことだよ。仁王のファンクラブのことで緊急会議だ」
うざったそうに仁王は座り、ため息をつく。その様子を見た柳生もため息をつき、柳は眉をひそめた。
幸村は思う。
なんだかんだ、仁王は仁王でマネージャーに起こりうる事態をどうにかせねばという想いがあったのだろうと。面倒だからうざったそうにため息をつくけれど。
皆が席についたところで幸村が口火を切った。
「とにかく俺達が出ていって、全ては誤解だと言ったら事を荒立てるだけだ。マネージャーもそういうのは嫌がると思うしね」
「しかしマネージャーさんが嫌がるなどと、そういうことは言っていられないですよ。今日にも呼び出されたらどうするんですか」
「まぁ一番いいのは、マネージャーに、ファンクラブを持たない男ができることだな。」
「俺達が許せるような男がいたら、とっくに仲を取り持ってるよ、俺が」
じゃあどうすればいいのか。
柳生の訴えへの答えといわんばかりに、幸村の視線は仁王に向く。
話を振られた仁王は少なからず戸惑って、視線を逸らした。
自分に責任があると言われる理由はわからなくもないが、それでもこちらにとっては濡れ衣だ。ファンクラブが勝手に勘違いをして勝ってにマネージャーに嫌がらせをしただけのことである。
これが発端になり、もっと過激な行動に出ることは今までの経験上起こりうることだということもわかっているけれど、なんにせよ面倒くさい
「仁王、何かできそうかな?」
「・・・わかりました、わかりましたー。考えりゃええんじゃろ、考えます。」
「それでこそ仁王だ、負けは許されないぞ。おもしろい台本、待ってるよ」
「おもしろくなきゃいかんのか」
てことで、あんな面倒なことになったと。
仁王も一応責任は感じてたので台本は作ったけど、柳生がヒロインを心配でたまらなさそうだったので、柳生に役をゆずったってとこでしょうか。
柳はやっぱりデータ半分おもしろがり四分の一、心配四分の一って感じですね。
終わり